フォートとバーロウ
ラヴクラフトがロバート=バーロウに宛てて書いた1932年3月21日付の手紙*1ではチャールズ=フォートのことが話題になっている。
チャールズ=フォートから手紙をもらったとのこと、おめでとうございます! 彼はまことに偏った人物であり、バランス感覚というものが奇妙にも欠如していますが、だからこそ非常に興味深いのです。超常現象に関する証言を集めた彼の本は驚異的なものです。私は『呪われし者の書』と『新しき地』なら読みましたが、『見よ!』と題する後年の著作は読んだことがありません。
したがってバーロウはフォートと交流があったということになる。おそらくバーロウがフォートに手紙を出し、フォートから返事が来たということなのだろう。当時バーロウはまだ13歳、そしてフォートは亡くなる直前だった。
*1:O FORTUNATE FLORIDIANに収録されている。