今日、黄の印として一般に知られているのはケヴィン=ロスがケイオシアムのためにデザインしたもの(参照)だが、これにまつわる裏話をダニエル=ハームズがThe Cthulhu Mythos Encyclopedia で紹介している。ハームズによると、ケイオシアムの出版物に印刷されている黄の印はロスのオリジナルとは天地が逆で、しかも裏焼きになっているそうだ。したがって水平方向と垂直方向にそれぞれ180度ずつ回転させれば、本来の黄の印になる。
黄の印が逆さまだろうと裏焼きだろうとゲームに影響が出るわけではないが、デザイナーにとっては腹の立つ話に違いない。

The Cthulhu Mythos Encyclopedia
- 作者: Daniel Harms
- 出版社/メーカー: Elder Signs Pr
- 発売日: 2008/07/26
- メディア: ペーパーバック
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