新・凡々ブログ

主にクトゥルー神話のことなど。

ファースト中佐

 かつてデルタグリーン概説を書いたとき、エミール=ファースト中佐のことを紹介しそびれた。
 ファーストは米陸軍の退役中佐である。デルタグリーンのM細胞に所属する隊員でもあり、コードネームはマシューという。ウガンダでグラーキに遭遇して発狂寸前まで追い詰められたが、シャーマンの修行をすることによって正気を回復し、単身グラーキ教団に挑んで殲滅したという勇士だ。過去の死闘によって左眼を失い、その傷を隠すために黒眼鏡を着用している。なお、ウェストポイント陸軍士官学校の出身。公式設定によると、その能力値は以下の通りである。

 STR 17 CON 14 SIZ 16 INT 18 POW 21
 DEX 12 APP 8 EDU 22 SAN 81 HP 15

 身長206センチ、体重113キロという恵まれた肉体の持主だが、知性や教養もきわめて高い。また彼は白魔術にも精通している。撃たれても銃弾の方で彼を避けていくし、マジックポイントを増やしてくれる護符も持っているし、愛用のナイフ(アフリカの隕鉄を鍛えて作ったもの)は機関銃並の破壊力があるのだ。疑いようもなくデルタグリーン最強の戦士だが、敵を倒すことよりも人々を苦しみから救うことの方を自らの使命と心得ている。
 それにしても、彼の正気度は0近くまで減少してから80以上まで回復しているのだが、その理由が「アフリカの神秘の力」としか説明されていないのがすごい。こんなキャラが味方になってくれたら心強いには違いないだろうが、彼もMagic Negroの一種なのかもしれない。