ロバート=ブロックに「尖塔の影」という短編がある。ラヴクラフトの「闇をさまようもの」の後日談に当たる話で、ロバート=ブレイクの死の真相を突き止めるためにデクスター博士のもとを訪れた作家エドマンド=フィスクの運命が語られている。このエドマンド=フィスクというのはブロックの筆名タールトン=フィスクをもじった名前に違いないとリン=カーターは指摘しているが、実はフリッツ=ライバーがエドマンド=フィスクのモデルだとブロックは一度ならず明かしていたとロバート=プライスは述べている。
ダーレス「そこは私の出番だろう」
ブロック「あなたに任せたらクトゥグア呼ぶじゃないですか……」
これは嘘だ。
- 作者: H.P.ラヴクラフト,大滝啓裕
- 出版社/メーカー: 青心社
- 発売日: 1989/11/01
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (9件) を見る