新・凡々ブログ

主にクトゥルー神話のことなど。

ライバーによるスミス作品の朗読

 1977年にロサンゼルスで開催された第3回世界ファンタジー大会はC.A.スミスがテーマだった。そのため、フリッツ=ライバーがスミスの掌編「マルネアンの夜」を朗読するという企画があったのだが、これを録音したものをCthulhuWho1's Blogでダウンロードすることができる。
http://cthulhuwho1.com/2010/10/07/fritz-leiber-audio-files-part-5-fritz-leiber-reads-clark-ashton-smiths-a-night-in-malneant/
http://cthulhuwho1.files.wordpress.com/2010/10/07-fritz-leiber-reading-clark-ashton-smiths-a-night-in-malneant-at-the-world-fantasy-con-iii-in-29-oct-1977-biltmore-hotel-music-room-los-angeles.mp3(音声ファイルへの直リンク)
 実に33年の時を経てのお蔵出しということになるが、ライバーの肉声が聴けるという意味でも貴重だろう。なお「マルネアンの夜」は『イルーニュの巨人』(創元推理文庫)に邦訳が収録されており、またThe Eldritch Darkでは原文が無償公開されている*1

イルーニュの巨人 (創元推理文庫)

イルーニュの巨人 (創元推理文庫)